両手で掬った水のように、塞ぎきれない掌の隙間から零れ落ちる。嗚呼、何も残らなかった、と、掌に膜を張った水分だけが愛おしい。貯めようとするから、無くなるのが怖くなる。掬う事を覚えてしまったから、無いものを強請る。悪循環のそれを解消などできず…
仕事を始めてから叱られてばっかりです。この歳になってやっと安定性のある仕事を選んで、臨時職員で今の職場に入って2週間ちょっとが経ったけれど、自分の覚えの悪さに落胆してます。普通、と言えば可笑しいかもしれないけど、大体の人はどの位でこの仕事…
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